
涸沼でシーバスが釣れない理由|私が変えた5つのこと
シーバスが釣れない理由の大半は、ルアーの種類ではなく「いつ入るか」と「どこに立つか」です。潮も流れも動いていない時間に、ベイトのいない場所で投げていれば、何を結んでも結果は同じになります。逆に言うと、この2つを合わせるだけで反応の出方は変わります。私は最初の数ヶ月、ここをまったく理解しないままルアーばかり買い足していました。以下は、その回り道の記録です。

シーバスが釣れない理由を「ルアーのせい」にしていた頃
釣りを始めて最初の頃、私が反応がない理由として真っ先に疑ったのはルアーでした。反応がないとすぐ交換する。10分投げて出なければまた交換する。1回の釣行で10個以上のルアーを通したこともあります。
今思えば、あれは「何かをしている感」を自分に出していただけでした。ルアーを替えても、投げている水そのものに魚がいなければ何も起きません。魚がいるかどうかを判断する材料を、当時の私は一つも持っていませんでした。
変化があったのは、記録をつけ始めてからです。釣れた・釣れなかったの結果ではなく、その日の風向き・水面の様子・ベイトが見えたかどうかを、ひとことずつ残すようにしました。すると、反応があった日には共通点があることに、少しずつ気づき始めました。
ルアーを替える前に、いま自分が投げている水が「動いているか」を見る。これを覚えてから、無駄な釣行がはっきり減りました。

私が躓いた3つのこと
1. 潮が動かない時間に、いちばん長く投げていた
釣行できる時間が限られていたので、行ける時間に行って、行けるだけ投げる。それが当たり前だと思っていました。結果として、水がまったく動いていない時間帯に一番体力を使い、動き出す頃には集中力が切れている、ということを何度も繰り返しました。
2. ベイトを見ていなかった
涸沼(ひぬま)に通うようになって痛感したのが、これです。広大なシャローなので、どこも同じように見える。でも実際には、水面が騒がしい場所と、鏡のように静かな場所が同じ日の同じ時間に存在します。ライトで水面を照らし回るのではなく、立ち止まって音を聞くだけでも、ずいぶん違いました。
3. 一箇所で粘りすぎていた/逆に移動しすぎていた
これは今も答えが出ていません。ただ、粘るか動くかを「なんとなく」で決めていたのが良くなかったのは確かです。今は「そこに居る理由が説明できるかどうか」を基準にしています。流れが当たっている、風でベイトが寄っている、といった理由が言えるなら粘る。言えないなら動く。

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何を変えたか|今使っている判断の順番
今の私は、現場に着いてから次の順番で確認しています。ルアーを選ぶのは、いちばん最後です。
- 水が動いているか(流れの向き、水面のヨレ、波紋の出方)
- ベイトの気配があるか(水面の音、鳥、水中のざわつき)
- 風がどちらから当たっているか(風下側に何か溜まっていないか)
- そのうえで、どのレンジを通せば1と2が重なるか
- その答えに合うルアーを選ぶ
この順番にしてから、「とりあえず投げる」が減りました。1と2が揃わない場所では、そもそも長く投げません。

場所ごとに、見るポイントが違った
茨城で私が通っているのは主に3つの水域ですが、同じ「シーバス釣り」でも見ている情報が違います。あくまで私が今の時点で感じていることです。
| 場所 | 最初に見るもの | 私が失敗したこと |
|---|---|---|
| 涸沼・広浦漁港(ひろうら)周辺 | 風向きとベイトの寄り | 広さに圧倒され、理由なく歩き回った |
| 涸沼川・大貫橋(おおぬきばし)周辺 | 流れの向きと強さ | 流れが緩んだ時間も同じ通し方をしていた |
| 那珂川・海門橋(かいもんばし)周辺 | 海水が入ってくるタイミング | 河川と同じ感覚で組み立てて外した |
共通するのは、その日の水の動きを最初に確認すること。ここだけは、どこに行っても変わりませんでした。
それでもダメだった日の考え方
正直に言うと、上のことを全部やっても出ない日は普通にあります。むしろそっちのほうが多い。8ヶ月やってきて、ようやく「出ない日がある」という前提で考えられるようになりました。
ボウズの日に私が意識しているのは、次のことです。
- 今日の条件を一行でいいのでメモに残す(風・水位感・ベイトの有無)
- 「何を試して、何が起きなかったか」を書く。起きなかったことも情報になる
- 次に同じ条件が来たら何を変えるか、その場で1つだけ決める
- 釣れなかった原因を1つに決めつけない
釣れない日を「何も無かった日」にしてしまうと、次に活きません。逆に、条件をメモしておくと、あとで似た日が来たときに判断が速くなります。この積み重ねが、いま自分にできる唯一の上達方法だと感じています。
次の釣行でやること
読み終えたあと、次の釣行で試すなら、これだけで足りると思います。
- ポイントに着いたら、最初の5分は投げずに水面と風を見る
- 「ここに立つ理由」を自分の言葉で一つ言えるか確認する。言えなければ移動する
- ルアーは3つまでに絞って持つ。替える回数を意識的に減らす
- 帰宅前に、風向き・水の動き・ベイトの有無を一行メモに残す
私自身、まだこれを完璧にできているわけではありません。ただ、ルアーを替え続けていた頃より、釣行が「次につながるもの」になったのは確かです。
よくある質問
シーバスが釣れないのはルアーが悪いからですか
私の経験では、ルアーが原因だったことはほとんどありませんでした。水が動いていない、ベイトがいない場所で投げていたことのほうが圧倒的に多かったです。ルアーを疑うのは、条件を確認したあとで十分だと感じています。
何時間投げても反応がないとき、粘るべきですか
そこに立つ理由が説明できるなら粘り、できないなら動く、という基準で私は決めています。流れが当たっている、風でベイトが寄っている、といった根拠があるかどうかです。なんとなく粘るのが、いちばん時間を失いました。
初心者はどこから始めればいいですか
私も同じ立場なので断言はできませんが、道具を増やすより先に、釣行のメモを取り始めたのが自分には効きました。風・水の動き・ベイトの有無を一行書くだけでも、数ヶ月後に判断材料になります。
ボウズが続くとき、何を変えればいいですか
一度に複数変えないことです。時間帯だけ変える、場所だけ変える、というように1つに絞ると、何が効いたのか分かります。全部変えると、次に再現できなくなります。
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釣行の様子はInstagramで
記事に書ききれない部分は、Instagramに動画で上げています。
その日の水面の様子、実際に投げているところ、釣り場の空気。
文章より、見たほうが早いものをこちらに置いています。
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