
涸沼のシーバスにルアーは何個必要か|まず3個で足りる理由
シーバス初心者にルアーが何個必要かというと、まずは3個で足ります。表層を引けるもの、水面下1mくらいを引けるもの、風と流れに負けずに沈むもの。この3つで水深の上・中・下を一通りなぞれるからです。私は釣り歴8ヶ月で、途中でルアーを増やしすぎて逆に釣れなくなった時期がありました。増やすかどうかは、3個を投げ切ってから決めても遅くありません。

私が最初に躓いたのは「選ぶ時間」が増えたこと
始めて2〜3ヶ月目の頃、釣れない理由をルアーのせいにしていました。反応がないと20分もしないうちに交換して、また反応がないと交換して。1回の釣行でボックスの中身をほぼ全部投げたこともあります。
結果どうなったかというと、1つのルアーをちゃんと引き切った時間が、1晩で合計しても30分あるかどうかになっていました。キャストして、巻いて、反応を見て、判断する。この一巡が終わる前に次を結んでいたわけです。ラインを切って、結び直して、その間ルアーは水に入っていない。あとで振り返ると、投げていない時間のほうが長い日すらありました。
ルアーの数が足りないのではなく、1つを投げ切る時間が足りていなかった。
これに気づいたのは、80cmが出た日を思い返したときです。あの日、いつもと違ったのは1点だけで、同じルアーを延々と投げ続けていたこと。単に交換するのが面倒だっただけなのですが、結果としてそれが正解でした。

2026年8月、涸沼で2日連続ボウズになった日の話
8月18日と19日、涸沼(ひぬま)に入りました。18日は中潮、昼はくもりで15時以降に晴れ、気温24〜28℃、南寄りの風。19日は小潮、晴れて23〜27℃、東南東〜南南東の風。どちらも雨なし。結果はどちらもボウズです。
19日、スイッチヒッター105Sを引いていたら、10cmほどのイナッコがスレ掛かりしてきました。ベイトは岸際にびっしり溜まっている。ここで昔の私なら「ルアーが合っていない」と考えて、持っている分を片っ端から試したと思います。
でもこのときは違う結論にしました。連日の猛暑で水温が上がりすぎていて、シーバスは沖の深いところにいる。岸際にベイトがいても、それを食いに来る魚が射程内にいない。だとすればルアーを何個持っていようが答えは変わらない。実際、ローテーションで解決する場面ではありませんでした。
この2日間で、ルアーの数と釣果は直結しないと腹落ちしました。数が効くのは「魚はいるが、今のレンジやスピードが合っていない」ときだけです。

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何を変えたか。3個の選び方と使い分けの基準
正直に書いておくと、手元にあるルアーは20個ほどあります。減らしたわけではありません。それでも涸沼に入って最初に結ぶのは、ここに書く3つです。残りは「出番が来たら使う」という置き方で、実際にはほとんど出番がありません。
いま私が最低限として考えているのは、次の3つです。種類で分けるのが分かりやすいと思っています。
| 役割 | 使う場面 | 私の判断基準 |
|---|---|---|
| 表層を引くもの | ベイトが水面近くで跳ねているとき | まず最初に投げる。反応が見えるので状況判断が早い |
| 水面下1m前後を引くもの | 表層に何も出ないとき/流れの中 | いちばん長く投げる。私はスイッチヒッター105Sをここで使う |
| しっかり沈むもの | 風が強い/広いシャローを探りたい | 飛距離が必要な日、または上2つが不発のとき |
そのうえで、釣り場での動き方を次の順番に固定しました。
- 最初の30分は、その日いちばん条件に合いそうな1個だけを投げる。交換しない
- 反応がなければ、ルアーではなく立ち位置か引くコースを先に変える
- それでも反応がなければ、レンジを1段変える(表層→中層、中層→下)
- ベイトの有無を確認する。いないなら、その場所を切る判断をする
- 3個を一巡して何もなければ、その日はルアーの問題ではないと考える
2番を先に持ってきたのが、8ヶ月でいちばん変わった点です。涸沼川(ひぬまがわ)の大貫橋(おおぬきばし)まわりのように流れが効く場所だと、同じルアーでも通すコースが少しずれるだけで水中での動きが変わります。ルアーを替えるより、コースを替えるほうが変化としては大きいと感じています。

それでも釣れない日の考え方
3個を一巡しても何もない日は、私はもうルアーのことを考えるのをやめています。かわりに見るのはこの3つです。
- ベイトがいるか。いても、それを追う気配(波紋・逃げ方)があるか
- 水温が極端に高い/低い時期ではないか
- 潮と風が動いているか。止まりきっている時間帯ではないか
8月の涸沼2連戦は、1番目は満たしていたのに2番目で外れていたパターンでした。イナッコは岸際にいる。でも高水温で魚が沖に落ちている。この場合、岸から届く範囲に答えがないので、粘る意味が薄い。
釣れない理由がルアーにある日は、思っているより少ない。
ボウズを何回か経験して分かったのは、ボウズの日にルアーを買い足しても次が変わらないということです。買うなら、釣れた日に「あのレンジをもう少し細かく刻めたら」と思ったときのほうが、明確な理由があるぶん外しにくい。私はいまその順番でしか増やしていません。
次の釣行でやること
これから始める人が次にやることを、私なりに書いておきます。
- 手持ちのルアーを、表層・中層・沈むものの3つに仕分ける。同じ役割が重複していたら、1個だけ選んで残りは家に置く
- 次の釣行で、最初の30分は1個だけを投げ切る。時計で測る
- 反応がなければ、まず立ち位置かコースを変える。ルアーは触らない
- 帰ったら、ベイトの有無・風・水温の体感をメモに残す。釣れなかった日ほど書く
私自身、次は涸沼で水温が下がってからもう一度入るつもりです。同じ場所で、同じ3個で、条件だけ変えて結果がどう変わるか見たい。ルアーを増やすのはそのあとで構わないと考えています。
よくある質問
シーバス初心者はルアーを何個買えばいいですか
私は3個で足りると考えています。表層を引くもの、水面下1m前後を引くもの、しっかり沈むもの。この3つで上・中・下のレンジを一通り探れます。それ以上は、釣れた日に「ここを刻みたい」と具体的な理由が出てから足すほうが外しにくいです。
ルアーを増やせば釣れる確率は上がりますか
魚が射程内にいて、レンジやスピードだけが合っていない場面なら上がると思います。ただ私の場合、釣れない日の多くはそもそも魚が近くにいませんでした。2026年8月に涸沼で2日連続ボウズになったときも、高水温でシーバスが沖にいた様子で、ルアーの数では解決しない状況でした。
1つのルアーはどれくらい投げ続ければいいですか
私は最初の30分を1個で通すようにしています。以前は20分もたずに交換していて、結局どのルアーも本気で試せていませんでした。交換している間、ルアーは水に入っていないという点も見落としがちです。
反応がないとき、最初に変えるのはルアーですか
私は立ち位置か通すコースを先に変えます。特に涸沼川の大貫橋まわりのように流れが効く場所だと、同じルアーでもコースが少し違うだけで水中の動きが変わります。ルアー交換はそのあとにしています。
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釣行の様子はInstagramで
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その日の水面の様子、実際に投げているところ、釣り場の空気。
文章より、見たほうが早いものをこちらに置いています。
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